カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:石渡總平)は、乳酸菌混合飼料「ファインラクト」(成豚用)の5袋入りタイプと20袋入りタイプを2月22日(水)から全国で発売します。
健康な豚を育てるには、豚の腸内菌叢が健康(有用菌優位の腸内菌叢)であることが最も重要な条件となります。子豚と成豚の腸内菌は、消化管の成長に伴い異なります。今回発売する「ファインラクト」(成豚用)は、すでに販売している「ファインラクト」(子豚)の対象となる子豚より成長した豚をターゲットに、健康な腸内菌として働くビフィズス菌・乳酸菌を自社独自技術で選抜したものです。「ファインラクト」(成豚用)を給与することにより、成豚の腸内の有用菌を定着・育成させ、豚の健康増進の手助けをします。
最近の飼育環境では、豚にとって最重要菌となるビフィズス菌はなかなか定着しにくく、乳酸菌もかなり弱っているようです。以前から離乳時には子豚の腸内に有害菌(病原性大腸菌、サルモネラ菌、ウェルシュ菌等)が侵入・増殖しやすく、下痢の発生等により、その後の成長に悪影響が出ることが考えられています。また、母豚は有害菌の増加で便秘状態になり、母豚の健康を害するばかりでなく、分娩(生まれたばかりの)子豚へ有害菌を定着させる元となるなど、不健康な腸内菌叢の影響は深刻な問題になっています。
しかし、有用菌優位の健康な腸内菌叢が形成されると、有害菌は増えることができなくなります。そうした腸内菌叢の環境をつくるために、「ファインラクト」(成豚用)を使用し、有用菌を増やすことで、豚は健康に成長し、体重の増加・育成率の向上が期待でき、またおいしい肉生産も期待できます。
1.「ファインラクト」(成豚用)は有用菌優位の健康な腸内菌叢形成のお手伝いをします。
2.「ファインラクト」(成豚用)は豚にとって効果的に働くビフィズス菌・乳酸菌で構成されています。
3.下痢等の異常時における個別対応にもお使いいただけます。
4.チャック付のアルミパウチ袋入りなので、開封後も繰り返し使えます。
商品名:「ファインラクト」(成豚用)
飼料の名称:混合飼料
容量・荷姿:
・アルミパウチ50g×5袋/紙箱入り
・アルミパウチ50g×5袋×4紙箱/ダンボール入り
発売時期:2006年2月22日(水)
発売地域:全国
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